
仰向けでも上向きでもない!最も身体によい寝方は「左向き」だった
夜寝る時「どんな寝方が一番体に良いか」なんて考えたことはありますか?普通は、ただ疲れてベッドに入るだけ、気がついたら寝ていたなんてことが多いですよね。実は人間の体・構造を考えた時、人は左向きに寝ることが最も体に適しているんです。なぜ左向きに寝ることがいいのか、その理由をご紹介します。
左向きだと胸やけや消化不良を起こさない!?
脂っこい料理や辛い食べ物を食べた夜、意識して左向きに寝ると、
胃酸が食堂を逆流し、胸やけを起こすのを防いで、朝までぐっすり眠ることができるんです。
理由は人間の胃の形に隠されていました。人は左向きに寝ると、重力の力によって、
消化器官が食べたものをスムーズに移動することができるんです。
逆に右向きに寝てしまうと、脂っこいものや辛いものが胃に長い間、
寝ている間中とどまってしまい、朝起きると気持ち悪い胸やけを、
引き起こしてしまうんですよ。
治すのが難しいいびきも左向きで治る!?
結婚した後、隣で寝ている旦那様に、
「もし自分がいびきをかくことがバレてしまったらどうしよう」
なんて今から悩んでいる女性、結構多いんですよね。
気にしながら寝るから、彼と一緒にいる時は一睡もできなかった・・・なんて人まで。
この「いびき」左向きに寝るだけで治る人がいるんです。
人は仰向けの状態で寝ると、重力で舌の付け根部分が気道を圧迫し、
いびきを発生してしまうことがあるんです。
これを閉塞性睡眠時無呼吸症候群と呼ぶのですが、
左向きに寝ることで、気道を確保!いびきの原因が改善できることがあるんですよ。
左向きに寝ると心臓に負担がかからない!
人間の命を動かしてくれている心臓。これが体の左側にあることは分かっていますよね。
左向きに寝ると、心臓に向かって流れるリンパ液がスムーズに排出されることで、
睡眠を助長、心臓は無駄な動きをしなくてすむことになり、
右側で寝る時よりも休息をとることができるんです。
左向きじゃないから痩せなかった!?
左向きに寝ると、体の右側を流れる大動脈に圧迫がかからないで済むため、
血液の循環がスムーズになり、睡眠という長い間の代謝がUPする説があるんです。
とくに効果があるのが、仕事で立ちっぱなしの状態が長いタイプの人!
仕事が終わる時間になると足の静脈に血液が詰まって、
慢性的に血管が浮き出ている方いらっしゃいますよね。
左向きに寝ることで、静脈の流れがスムーズになり、
右向きやその他で寝るより症状が改善できるんですよ。
同時に、これはダイエットをしている方にも効果大!
寝ている間の約6~8時間、左向きに寝ることで、
ずっと代謝=消費量がアップしてくれる効果があるんです。
ただ左向きに寝るだけなのに、こんなにたくさんの効能があったなんて!?
今まで体の臓器の位置を確認しながら寝ることなんて
ほとんどありませんでしたよね。
考えるのは「どうやったら寝心地がいいか」なんてことくらい。
でも今日から是非左向きに寝てみて下さい。
ちょっとしたことで体調がぐんと良くなるかもしれません!