
ゲームやスマホのやり過ぎが原因?子どもの睡眠障害には生活リズムを整えることが第一
大人だけではなく子どもの睡眠障害も増えているそうです。その一因はゲームやスマホのやり過ぎもあげられています。夜の21時以降はスマホやゲームを禁止にするなど大人の毅然とした態度が求められています。
最近子供の睡眠障害が増えてきているのをご存知でしょうか?
さまざまなところで研究や統計が取られており、その割合は楽観視できるもではなくなってきています。あなたの家庭も他人事ではないかもしれません。
睡眠は特に子供達にとって体を成長させる貴重な時間帯です。その時間をないがしろにしてしまうのは危険なのです。子供たちが睡眠障害に陥ってしまう原因やその対処法をしっかりと知っておきましょう。
不眠症や睡眠障害で悩む子供が増えています
不眠症といえば大人によくある症状だと思われますが、最近では子供にまでその症状が見られるのです。不眠状態が続くと睡眠障害に発達してしまうので、この状況は楽観視できるものではありませんね。
この状態が続いてしまうと、肥満や生活習慣病(糖尿病・高血圧)など危険な病気へと繋がってしまいます。
子供の不眠(中学・高校生)に関して、2006年の夏に衝撃的なニュースが流れました。中学・高校生にまで不眠が広がり、なんと、「不眠で悩む中学・高校生が4人に1人」という調査結果が出たのです。
子供による睡眠障害の傾向
子供が睡眠障害になってしまうとどのような生活になるのでしょうか。夜に寝付けず過ごしてしまい、朝起きることができない。そして学校に遅刻してしまったり、不登校に発展してしまうケースもあります。
また時間がなく朝ごはんを食べずに登校することで、力でなかったり頭が働かなかったり、しっかりと睡眠をとっていないため授業中に居眠りをするなど、学校生活に支障をきたしてしまいます。
最近では保育園児にまで睡眠障害が浸透している
子供の睡眠障害はとても深刻な問題ですが、小学校に上がる前の保育園児にまでその傾向が表れているといいます。睡眠は子供にとって重要な時間です。大変な世の中になってしまいました。
北海道新聞で、「保育園児の生活乱れ深刻 道保育園保健協が調査 「朝食抜き」「睡眠不足」8割超」という見出しの驚くべき調査結果が報告されました。
子供の睡眠障害の原因はコレです
ではどうして子供たちが睡眠障害に悩まされているのでしょうか。その原因がゲームや携帯・スマートフォンの使用にあります。
これらの人工的な光が脳を刺激し興奮させてしまうのです。またゲームなどで頭を使うことによって就寝時間ギリギリまで脳が休むことができずに、興奮状態でベッドに入ることですぐに寝付けないという状況になります。
TVゲームやゲーム機に没頭している間は脳が刺激されて過度に疲労状態になっています。
ゲームは子どもたちの健康状態を無視してゲーム展開を続けます。
ドクターストップをかけることはありません。
対策方法は生活リズムを整えさせる
睡眠障害を克服させるにはまず、ゲームや携帯・スマートフォンの使用を夜9時以降には禁止しましょう。
そして「早起き・早寝」のリズムをつけます。眠そうでも早起きさせて朝の太陽の光を正面から浴びさせて、ご飯をしっかりと食べさせます。これを1〜2週間続けることによって、体内時計も整ってきます。
ただし週末になって寝坊させてしまうと、せっかく整えたリズムがまた崩れてしまうので、週末でも同じ時間帯に起こすようにしましょう。