
【夜間頻尿】夜なんどもトイレに行き眠りが浅い!気になる原因と改善方法は?
一晩に2回以上トイレに行く人はもしかして「夜間頻尿」かもしれません。気になる原因と対処法をご紹介します。
60代以上の男性の実に80パーセントもの人が悩んでいると言われている「夜間頻尿」。
老化の影響も多いのですが、その他にも重大な病気のサインかもしれません。あなたの気になる夜間頻尿の原因と改善方法とは。
夜間頻尿とは
寒すぎて 頻尿爆発 眠れない
— ZERO (@zero_ep) 2015, 11月 28
夜間、何度もトイレに行き眠れず、日中眠くなる……。
就寝中1度以上、50歳代からは2度以上トイレに行く方は、夜間頻尿かもしれません。
男女問わずポピュラーな排尿問題で、40歳以上の実に4500万人が夜間頻尿に悩んでいると言われています。
夜間頻尿の原因
夜間頻尿の原因はさまざまあります。膀胱は加齢による老化現象の影響を受けやすく、60歳以上の方では女性の40%、男性は80%もの人が夜間頻尿に悩まされています。
加齢以外では、「過活動膀胱」は排尿筋が必要以上に収縮して敏感になりすぎていたり、「夜間多尿」は日中に比べ夜の尿量が多い状態です。
膀胱炎や前立腺炎で膀胱容量が減少しても夜間頻尿になりますし、眠りが浅く夜目が覚めるたびにトイレに行きたくなる人は「睡眠障害」かもしれません。
また、夜寝る前に「水分過剰摂取」しても夜間頻尿の原因になります。服用している薬の副反応でも夜間頻尿を引き起こす原因になります。
夜間頻尿の改善方法
過剰に水分をとり過ぎたことによる夜間頻尿の方は、夜寝る前に水分をとらないようにしましょう。
一日の排尿量とトイレに行った数を調べる排尿日誌をつけると、夜間頻尿の原因が掴みやすくなります。
睡眠障害による夜間頻尿には、睡眠薬が効果的です。加齢や過活動膀胱による夜間頻尿には、特に女性の方には膣とこう門を閉める筋力トレーニングが効果的です。
手足の冷えが腎臓の冷えに繋がり、夜間頻尿の原因になっていることもあります。食べ物や衣服で意識的に冷え取りを行いましょう。
夜間頻尿には、重大な病気が隠されている可能性もあります。糖尿病や高血圧、心臓病の働きが弱まっていたり、腎機能に障害があったり、睡眠時無呼吸症候群でも夜間頻尿を引き起こします。
まとめ
夜間頻尿は、重大な病気が潜んでいる身体のSOSかもしれません。また、重大な病気では無くても、睡眠障害の眠剤処方や排尿に関する悩みを抱えている方は、ぜひ泌尿器科の病院で診てもらいましょう。