寝付く時間と起きる時間が毎日少しずつ遅れていく睡眠障害“非24時間睡眠覚醒症候群”。
非24時間睡眠覚醒症候群に罹ると、入眠時間が毎日1、2時間ずつ遅れていき起きる時間も後ろにずれてしまいます。

日によっては遅れる時間が2、3時間になることも…。
そんな非24時間睡眠覚醒症候群の原因や対策方法をまとめてみました。

非24時間睡眠覚醒症候群とは

非24時間睡眠覚醒症候群

非24時間睡眠覚醒症候群

非24時間睡眠覚醒症候群は冒頭でもお伝えした通り、寝付く時間と起きる時間が毎日徐々に遅れていく睡眠障害です。

非24時間睡眠覚醒症候群は、主に視覚に障害がある方に多く見られると言われていましたが、近年では一般に健康な方でも多く発症するようになりました。

非24時間睡眠覚醒症候群に罹りながら会社へ出勤したり、学校へ登校している人たちもいます。
気合いで朝は同じ時間に起床するものの、就寝時間は徐々に遅くなってしまい週末に“寝だめ”をしてしまう。その行動によってさらに睡眠リズムが乱れ、日常生活に支障をきたしてしまいます。

非24時間睡眠覚醒症候群の原因

非24時間睡眠覚醒症候群の原因は、今のところはっきり解明されていません。

しかし、考えられる原因として「体内時計の周期が他の人より長い」、「光に対する感受性が強い」、「体内時計の調整機能の弱まり」の3点があげられます。

体内時計の周期がほかの人より長い

人の体内時計は、24時間より長いことが明らかになっています。個人差はありますが、24時間10分くらいの人が多いと言われています。

しかし、25時間以上の長い周期を持つ人もいるのです。周期が長いと、体内時計を毎日修正するのが難しいため、睡眠のリズムが後ろへズレていくようになります。
光に対する感受性が強い

光に対する感受性が強いというのは、「光の影響を受けやすい」ということです。

朝に太陽の光を浴びる分にはいいのですが、現代社会ではパソコンやテレビ、コンビニの照明など、夜間に光の刺激を受ける機会があふれています。光の感受性が強いと、これらの夜間の光に過敏に反応してしまい、体内時計が遅いほうへズレやすくなります。
体内時計の調整機能が弱まっている

不規則な生活や深夜勤務などによって日光を浴びる機会が減ると、体内時計の調整機能が弱まってきます。そうすると、体内時計のズレを正常に修正できなくなり、元々の24時間以上の周期で睡眠リズムを刻むことになります。

また『睡眠相後退症候群』にかかっている人も、上記の理由によって『非24時間睡眠覚醒症候群』に移行してしまうことがあります。起きる時間が遅くなって日中に光を浴びる時間が減るため、体内時計のズレを修正できなくなるのです。

非24時間睡眠覚醒症候群の改善方法

主な改善方法は2つ

主な改善方法は2つ

非24時間睡眠覚醒症候群を改善するためには、「高照度光療法」と「メラトニン治療」の二つによって体内時計のリズムを整えることが有効とされています。

●高照度光療法
高照度光療法とは、朝起きたときに2500ルクス以上の光を1~3時間浴びるという方法です。
実は光の刺激には、体内時計を整える効果があります。

ちなみに、一般的な部屋の蛍光灯は500ルクス程度の明るさなので、高照度光療法をするための専用の機器が必要になります。

●メラトニン療法
一番改善に効果的だとされる治療法です。
メラトニンを服用することで、眠気を引き起こしたり、体内時計のリズムを調整したりすることができます。

メラトニンは、日本国内で購入することができませんが、海外サプリメント通販にて購入することができます。

まとめ

非24時間睡眠覚醒症候群に罹っているにも関わらず、24時間社会のリズムに無理矢理合わせた生活をすると、“極度の眠気”や“集中力の低下”、“慢性的な疲労”といった日常生活に支障をきたす症状に悩まされてしまいます。

そのため、早期の発見・治療を心がけ改善していくことが大切です。

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