
悪い睡眠があなたの記憶力を低下させる!?その事実をレムとノンレム睡眠の関係から究明する!
今回は睡眠の質が悪い結果、記憶力の低下に繋がっているということについてまとめていきます。睡眠は身体や脳を休めるために重要ですが、実は睡眠中も脳は活動しており、その一つが記憶の定着です。
最近歳で物忘れが多いなどと話しているビジネスマンは多いです。でもその記憶力の低下は年齢のせいだけじゃないかもしれません。
睡眠の質が悪い結果、睡眠不足となり記憶力の低下に繋がっている可能性があります。今回は睡眠と記憶の関係についてまとめたいと思います。
睡眠と記憶って関係あるの?
睡眠をしている間は身体や脳に休息を与えているから記憶と関係ないと思われるかもしれませんが、実は睡眠と記憶はとても関係が深いのです。
レム睡眠 :起こった出来事の記憶と既存記憶との関連付け。
浅いノンレム睡眠 :身体の動き等の記憶や記憶同士の結合を行う。
深いノンレム睡眠 :不快な記憶の削除
このように浅い眠りの時に記憶の定着や関連付けを行っています。
記憶力の低下を防ぐためにはどのような睡眠が必要?
先述の様に浅い睡眠の時に出来事等は記憶されます。そのため多くの出来事をしっかりと記憶するためにはこの浅い睡眠時間を増やす必要があります。一般的に睡眠の前半はノンレム睡眠が多くトータルの睡眠時間が長くなるに連れてレム睡眠が多くなると言われています。
睡眠の質が悪いと記憶力の低下以外にも悪いことが!
睡眠の質が悪く頻繁に途中で起きてしまったり、そもそもの睡眠時間が短いと記憶力の低下以外にも、イライライしやすくなったり、食欲が沸きすぎて肥満気味になったりと悪いことが増えます。
記憶を定着させるためにも、また、他の病気等にかからない様にするためにも睡眠をしっかりと取ることが重要となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。睡眠を取っているからといって脳が活動を停止させている訳ではないということがわかりました。
睡眠の質が悪い状態を続け記憶力の低下したままでは学業や仕事に悪影響を及ぼす可能性が高いので、心当たりのある人は意識的に睡眠時間を確保する様にしたほうが良さそうです。