
飲むタイミング次第で眠る薬に⁉︎コーヒーと睡眠の意外な関係とは?
なんだか寝付けないなと思うとき、寝る前にコーヒーを飲んだりしていませんか?睡眠に悪いとされるコーヒー。本日はコーヒーに含まれるカフェインについてご紹介します。
コーヒーに含まれるカフェインは興奮剤
眠気覚ましに飲むことが多いコーヒー。それはコーヒーに含まれるカフェインが興奮剤の役割を果たすからです。
コーヒーを飲むと約15分〜30分でカフェインが交感神経を刺激します。これにより血液中にアドレナリンが増加。血糖値、血圧、脈拍を上昇させ、これが目覚めに効きます。
カフェインの効果は約4時間
カフェインの効果はおよそ4時間と言われています。そのため寝る前の4時間以降にコーヒーを飲むと、睡眠を妨げる原因になります。
また実際は4時間経過しても、体内に半分ほどのカフェインが残っているので、夕方以降はコーヒーを飲まないほうが無難です。
飲むタイミングで、コーヒーは眠り薬にも
興奮剤の役割を果たすコーヒーですが、飲むタイミングで夜に効果的な睡眠促進をしてくれます。
コーヒーはアドレナリンを増加させるだけでなく、ホルモン血統にも変化を与えます。脳下垂体の前葉から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が分泌され、副腎皮質に働きかけ、コルチゾールを分泌させます。
コルチゾールはストレス反応ですが、このストレスホルモンが夜になると睡眠物質に変化し、スムーズな睡眠を促してくれます。
うまく利用すれば、コーヒーは強い味方に!
コーヒーに含まれるカフェインには睡眠の質を下げると共に、スムーズな睡眠を促進する効果があることがわかりました。
飲み方や飲む時間など、うまく利用すればコーヒーは生活に欠かせないものになるかもしれませんね。