
もしかして睡眠障害?眠れない、寝つきが悪い それは「入眠困難」の症状かも
入眠困難という睡眠障害があります。寝つきが悪く大変な苦痛を感じている状態です。心当たりがある方は生活習慣の改善や医師への相談を検討しましょう。この記事では入眠困難について解説しています。
布団に入ってもなかなか寝付けないことはありますか?もちろん生活環境やその日の出来事などによっては眠れなかったりすることがあっても不思議ではありません。しかしながら、何時間も眠れなかったり、それが何日も続くようであれば、入眠困難を疑ったほうがよいかもしれません。この記事では睡眠障害の一つ「入眠困難」について解説します。
入眠困難って何?眠れないということ?
一般に眠りにつくまでの時間が30分を超えると寝つきが悪いと言われます。もちろんこれは個人差がありますからこれだけで入眠困難とは言えません。30分、1時間と眠れない時間が続き、なおかつ眠れないことに大きな苦痛を感じているなら、睡眠障害を疑うことになるでしょう。
入眠困難だと思ったらどうしたらいいの?
ご自身が入眠困難の状態にあると思ったら、まずは生活環境や習慣に改善できる点がないか考えてみましょう。例えばスマホやテレビを寝る前まで見ているようならそれはやめるべきです。強い光は脳を覚醒させ眠りにつくことを難しくしてしまいます。生活習慣を改善してもなお入眠困難が続くようであれば、お医者さんに相談しましょう。
入眠困難ではどんな治療をするの?
治療としては薬物療法と非薬物療法に大別されます。薬物療法は医師が睡眠の状況や生活習慣について問診して必要な薬が処方されます。非薬物療法では睡眠に対する知識や日常生活で受けているストレスなどへの対処法など教育や対話の形で行われます。このほか、認知行動療法や自律訓練法などが行われる場合もあります。
最後はお医者さんに相談を
入眠できないことは本当に辛いことですね。現代の生活ではテレビやスマートフォンなど睡眠には決して良いとは言えないものがたくさんあります。もちろんこれだけでなく、会社や家庭の中でのストレスなども入眠困難の原因となります。自分を責めないでできる範囲で改善を試みて、難しいようであればお医者さんに相談しましょう。