
眠気覚ましに1杯コーヒーを飲んでも効果はない!?カフェインと睡眠のホントの関係
コーヒーを飲むと眠れなくなると、皆さんはよく耳にしたことがあると思います。原因はカフェインにあり、眠気を吹き飛ばしてしまいます。
仕事で残業したり、徹夜で勉強したりするときに、
眠気覚ましでコーヒーを飲む人は多いと思いますが、
本当にコーヒーを飲むと眠気が吹き飛ぶのでしょうか?
どうやらその秘密はコーヒーに含まれるカフェインにあるそうです。
コーヒーに含まれるカフェインの働き
コーヒーに含まれるカフェインは、交感神経を優位にさせる働きがあります。
また、脳に直接働きかけるので、脳が覚醒しスッキリとします。
この効果は通常4~5時間程度であり、
長い人では10時間以上も続くことがあると言われています。
コーヒー1杯では足りない?カフェインの摂取量
家庭で作った1杯のコーヒーに含まれるカフェインの量は65㎎、
店では100㎎と言われていますが、
眠気覚ましに必要なカフェインの量はなんと250㎎~300㎎です。
とても1杯では足りませんので、
眠気を完全に取り払いたい人は最低でも3杯飲む必要があります。
カフェインを摂取するタイミング
カフェインによる影響は個人差が大きく、
摂取してから効果が出るまでに早い人では15分、遅い人では2時間以上もかかります。
年齢が上がっていくにつれて、効果が出るまでに時間がかかるので、
早めに摂取するようにしてください。
まとめ
コーヒーを飲むと眠れなくなるのは本当ですが、
多くの人は眠気が吹き飛ぶほどのカフェインを摂取していないことが多いです。
1杯程度では睡眠に影響を与えません。
また効果が現れるまでに時間を要するので、
眠りたくない人は早めに摂取することを心がけましょう。