
バナナは睡眠に最適!体内で生成できないトリプトファンも含むですやすや熟睡!
お手軽に睡眠の質をアップさせたいなら…甘くておいしいバナナを、毎日の食事やおやつに取り入れてみましょう。
「おいしい」「食べやすい」「体によい」「手軽に買える」の4拍子が揃ったスーパー食材・バナナ。手軽にエネルギー補給できるだけでなく、睡眠の質を上げるのにも役立ってくれるんです。
今回は、バナナと睡眠のイイ関係についてご紹介します!
バナナはなぜ睡眠に良いの?
◆トリプトファンを多く含む
バナナには、睡眠を促す物質「セロトニン」を作るのに欠かせないトリプトファンが多く含まれます。
トリプトファンは人間の体内で作ることができないので、食物などから摂らなければなりません。
◆消化がよく、胃腸に負担をかけにくい
「夜中にお腹がすくから」といって寝る前に消化が悪いものを食べると、胃腸に負担がかかり睡眠の質も低下してしまいます。
その点、バナナはすぐに消化されるので胃腸に負担をかけにくいという特長があります。
◆マグネシウムを多く含む
バナナに多く含まれるマグネシウムには、筋肉の緊張をほぐす効果と神経の興奮を抑えてリラックス状態に導く効果があります。
心身の疲れを取ることは、よい睡眠のためにも大いに役立ちます。
睡眠のためには朝バナナがいいの?それとも夜バナナ?
◆すっきり目覚めとぐっすり睡眠のためには、朝バナナがよい
トリプトファンからメラトニンを作るのにかかる時間を考えると、朝にバナナを食べるのがおすすめです。
さらにバナナはすぐにエネルギーに変わるので、朝に食べると脳をしゃきっと覚醒させることができます。
朝の目覚めを良くすれば、おのずと睡眠の質も上がりますよ。
◆夜おなかがすいて眠れない人には、夜バナナ
とはいえ、睡眠のために夜バナナがまったく役に立たないというわけではありません。
夜中にお腹がすいて困るという人は、夕飯のデザートにバナナを食べることで夜中の血糖値の低下を防ぎ、満足感を得やすくなります。
冷えが気になる人は、温かいものと一緒に食べるのがおすすめ
漢方医学の世界では、バナナやキウイなど南方原産のフルーツは体を冷やすとされています。
1日1本程度ならさほど健康に害はありませんが、気になる方はホットミルクなど温かい飲み物と一緒に食べる、もしくは焼きバナナにしてから食べると冷えを防ぐことができます。
皮に包丁で切れ目を入れてレンジで2分ほど加熱すれば、簡単においしい焼きバナナができますよ。
まとめ
睡眠の質の向上はもちろん、美容にも健康にもいいことずくめのバナナ。
でも…普段の生活サイクルが乱れたままだと、せっかくのバナナの効果も半減してしまいます。
よい眠りのためには、毎日のバナナ習慣だけでなく生活そのものを見直すことも大切ですね。