
まだ諦めないで!ノルアドレナリンを上手くコントロールすればうつ病は改善される
神経伝達物質であるノルアドレナリン、これはストレスを受け続けると起こるうつ病を始め、睡眠とも大きな関係がある物質です。不足するとどうなるのか&睡眠とは一体どんな関係があるのか、その関係性をご紹介します。
ストレス社会で今最も多くの人が悩まされている病気「うつ病」。
「治す方法はない」とされて来ましたが、実は最近神経伝達物質のノルアドレナリンと大きな関係があると証明され始めて来たんです。
ノルアドレナリンは睡眠と関係のあるもの、
一体どのように関係しているのか?
どうすれば辛くて苦しいうつ病から逃れられるのか、
そのコツをご紹介します。
うつ病を改善するキーポイント‟ノルアドレナリン”とは
人は予期せぬ状況に急に陥ると不安で胸がドキドキしますよね?
これは危険を察知した人間が交感神経を刺激して心拍数や血圧が上昇させるから起きる出来事なんです。
不安を感じるのは、職場や友人、近隣などの対人関係においても同じこと。
人は不安に思うことで大きな危険を避けられるようになっているんです。
江戸時代や縄文時代など、今より何百年、何千年も前の昔は、
不安になる要素がもっともっと単純でした。
野犬に襲われるとか、疫病にかかってしまわないかとか・・・。
しかし現代社会のストレスや不安は入り組んでいて様々です。
だから「どこでどうやって不安になる状況がやって来るのか」、
人間の体がその信号を判断しにくくなっているんです。
人は不安になると神経伝達物質であるルアドレナリンを分泌し、
適度の緊張感を与えて意欲や集中力を高め、大きな不安を回避しようと働きます。
やる気を感じたりパワーがみなぎるのは、
このノルアドレナリンがたくさん分泌しているからなのです。
ノルアドレナリンが不足すると?
うつ病になる原因として考えられるのは、
現代社会が便利になり過ぎた為、生死に関わる大きな不安がなくなったことがあげられます。
生活の中でのストレスはあるものの、
明日死ぬかもしれないと言う不安はない。
だからノルアドレナリンが不足してしまうという悪循環が生まれてしまうのです。
平和ならそれにこしたことはないのに、
なんて残酷な人間の仕組みなのでしょうか。
ノルアドレナリンが不足すると、仕事や学習能力の低下、注意散漫、
外部からの刺激に対し鈍感になり始めます。
仕事に対しても、遊びに対しても意欲や判断力が低下し、
無気力、無関心と・・・段階を踏んで、最終的にうつ状態の症状が現れるんです。
一時的な落ち込みなら心配することはありません。
それは誰にでも起こりえることなんです。
しかしノルアドレナリンが継続的に不足してしまうと、
うつ病として精神疾患を発症する可能性があるのです。
対処方法は心を休めて楽にすることではありません。
ある程度の不安が逆にノルアドレナリンを生み出し、
人をやる気にさせてくれるのです。
ノルアドレナリンが睡眠に与える影響
ノルアドレナリンは、増えすぎると興奮状態で眠たくなくなり、
減りすぎるとうつ状態となって眠れなくなると言う症状が現れます。
自分でコントロールしながら適度な量を保てば、
集中力は最高な状態で高められ自分の持っている能力を最大限発揮することが可能なのです。
この状態で日々ベッドに入り睡眠をとることが、休息をとる状態においてもベストな状態と言えます。
ノルアドレナリンの含まれる食事をとろう
ノルアドレナリンの原料は、
タンパク質に含まれる、フェニルアラニン、チロシンと言ったアミノ酸です。
牛乳、大豆、魚の赤身に多く含まれています。
食べ過ぎている方は減らすよう、
少ししか食べていない人は増やすようにしてみると、
より一層コントロール出来るようになり、
苦しくて抜け出せなかったうつ病が改善出来るようになるはずです。
自分を絶対に責めないで!
出来ることを少しづつから始めてみましょう♡