「夜になると寝れない」「寝ても寝ても疲れが取れない」
このような睡眠に対する悩みは、“生理学的原因”によるものかもしれません。

海外旅行の際の時差ボケや、職場のシフト勤務による昼夜逆転、夜更かしなどの不規則な生活リズムの変化。
また、生理学的原因には、雑音や適性ではない温度や湿度、暑さや寒さなどの“住環境”も含まれています。

このような日常生活における環境が引き起こす不眠症が、“生理学的原因”なのです。

不眠症にはさまざまな種類がある

睡眠障害のひとつ、不眠症の症状はひとつだけではありません。

不眠症にも色々な種類が存在します。

ベッドや布団に入ってもなかなか寝付けないタイプの“入眠障害”は、不眠症の中では最も多い症状。
夜中に何度も目が覚めてしまい、寝ようと思ってもなかなか寝付けなくなってしまうタイプの“中途覚醒”、たくさん寝たはずなのに朝起きたときに疲れが残り、眠った感じがしないタイプの“熟眠障害”、朝の4時頃に目が覚めてしまいまだ寝たいのに寝付けなくなってしまうタイプの“早朝覚醒”。

不眠症には、主にこのような4種類が存在します。

まず最初に、自分はどのタイプの不眠症なのかを理解することが大切です。

睡眠障害の原因と種類

睡眠障害の原因

睡眠障害の原因

不眠症にさまざまな種類があるのと同じで、睡眠障害を引き起こす原因も種類があります。

この原因によって、睡眠障害の治療法が異なるので、自分はどんなことが原因で不眠症になったかを正確に把握しておくことが大切です。

●心疾患や腫瘍、発熱、消化器疾患などの身体的疾患による痛みなどの“身体的原因”。
身体的原因から、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害に罹る可能性があります。

●時差ぼけやシフト制勤務、入院などによる“生理学的原因”。
生理学的原因から、概日リズム睡眠障害や時差症候群などの睡眠障害に罹る可能性があります。

●精神的なストレス、生活上の不安などによる“心理学的原因”。
心理学的原因から、精神生理性不眠症などの睡眠障害に罹る可能性があります。

●うつ病やアルコール依存症などの精神疾患に多い“精神医学的原因”。
精神医学的原因から、うつ病に伴う睡眠障害に罹る可能性があります。

●アルコールやカフェイン、ニコチンなどの過激摂取、降圧剤など種々の薬の摂取による“薬理学的原因”。
薬理学的原因からアルコール依存睡眠障害などの睡眠障害に罹る可能性があります。

特に、現代社会ではシフト制勤務などの職場が多く、生活リズムの変化によって不眠症を引き起こすケースが急増しています。

睡眠障害が引き起こす生理学的原因

生理学的原因とは?

生理学的原因とは?

現代社会で最も多いとされている不眠症の原因が“生理学的原因”についてもう少し詳しく理解していきましょう。

生理学的原因として考えられる理由は、
●引っ越し
●シフト制の勤務で起こる生活リズムの変化
●時差ボケ
●入院
などがあげられます。

このような生理学的原因として、睡眠をとる時間がバラバラになってしまうことで身体の体内時計が乱れ、不眠症を引き起こしてしまいます。

生理学的原因の良いところとしては、“生活リズムの変化を見直し、正すこと”で不眠症の対策・改善がしっかりできると言うところです。

人間は、太陽が出る明るい時間に活動し、太陽の出ない夜の時間は休むという生活リズムが一般的。

しかし、シフト制勤務の場合や夜勤の場合などは夜に働き、昼に寝ている人もいます。

そのような方は、それなりの対策・改善が必要となってくるのです。

環境の変化や住環境、ライフスタイルからも…

そのほかの理由も…

そのほかの理由も…

シフト制の勤務で起こる生活リズムの変化や時差ボケなどの理由のほかにも、生理学的原因で考える点がいくつかあります。

それは、ライフスタイルの大きな変化によって睡眠が妨げられてしまうケースです。

夏の夜の寝苦しさ、真冬の寒さから来る寝室の温度の変化、室内灯や街灯の明かり、雑音などの住環境も睡眠に大きく関わってきます。

このような生理学的原因からくる不眠症の場合、快適な睡眠をとれる寝室作りをしたり、生活リズムの変化・ライフスタイルの見直しをすることで不眠症を改善することができます。

しかし、解決が簡単で一時的なものだ!と軽い考えでいると、その不眠がストレスとなり悪化してしまうことも考えられます。

あなた自身が対処しやすいことから改善を進めていくことが大切なのです。

環境を整え、安心した睡眠をとりましょう

生理学的原因による睡眠障害を改善するため・より良い睡眠をとるために、寝室の“光”、“音”、“温度”を中心として考えてみましょう。

睡眠時、光のコントロールは重要なポイントとなります。
とくに入眠前のパソコンやスマホ、テレビなどの強い照明は脳に興奮を与えてしまうので避けましょう。
シフト制勤務や夜勤で昼間に睡眠を取る場合は、寝室そのものが夜のように真っ暗になるよう遮光カーテンに変えることをおすすめします。

外の雑音が気になる方は遮音性の高い厚手のカーテンや二重窓が効果的。
睡眠時の音は、自分が気にならない程度だったとしても少しの音で睡眠を妨げてしまう可能性があります。
音にも気を遣い、快適な睡眠をとれる寝室作りをしてみましょう。

また、寝室の温度や湿度も意識してみてください。
夏なら26~28度、冬なら16~18度、湿度は50~60%ほどが理想的です。

まとめ

シフト制勤務などの生活リズムの変化が理由の生理学的原因の場合、睡眠障害を改善していくのはなかなか難しいものかもしれません。
また、現代社会では忙しい人も多く、寝室作りの時間が取れない可能性もあります。

無理をしてしまうと返ってストレスが溜まってしまうので、まずはあなたができる簡単なことから見直していきましょう。

心と身体がリラックスできる寝室作りができるといいですね。

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