
医師が教える効果!睡眠薬「ベンゾジアゼピン系リスミー」
良く効く薬なのに重篤な副作用が少ないと重宝されている睡眠薬ベンゾジアゼピン系のリスミー。短期型と言われているその効果を究明!
効き目が良いのに副作用が少なくて、
睡眠薬の中では人気が集まっているベンゾジアゼピン系リスミー。
一体いつから飲まれている薬で、
効き目が開始される時間or作用が継続する時間はどれくらいなのか、
医師が教えるその効果をご紹介します。
リスミーとはどんな薬?
リスミーは1989年に発売された睡眠薬です。
種類はベンゾジアゼピン系。
良く効く薬なのに重篤な副作用が少ないため、
不眠症治療によく用いられている薬なんですよ。
薬の作用時間は服薬してから3時間で血中濃度が最高値になります。
その後約8から13時間掛けて効果が現象します。
リスミーの効き目
リスミーの睡眠薬としての「強さ」は普通~やや弱めです。
睡眠薬は現在、
ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系が2大主流となっているのですが、
実はこれらの睡眠薬はどれ同じくらいの効果があると言われているんです。
強さは同じくらいなのですが、
「強さがピークになる時間帯」や「効果が続く時間」が違うんです。
リスミーはその中の”短期型”にあてはまります。
薬に慣れて効き目を増やしたい時は
リスミーの効果が弱くて寝られないと言う方は、
効果を強るために睡眠薬の種類を変えるよりも、
「量を増やす」方が効果的と言われています。
リスミーは1mgから2mgの間の量で使うので、
量を増やせばそれだけ効果は強くなるんです。
ただし量を増やせば副作用も現れやすくなるので、
2mgまでが目安になりますよ。
まとめ
リスミーは短期型の睡眠薬に分類されているのですが、
薬を飲んでから効果が現れるまで3時間も掛かります。
それゆえ薬を飲んですぐに眠りたいと言う人には
実は不向きなところもあるんです。
作用時間も13時間と長いので、
入眠障害よりも中途覚醒に向いている睡眠薬なんですよ。