
意外と知らない睡眠の基礎知識!睡眠の種類やステージ4の深い睡眠などノンレム睡眠の段階をご紹介
日中はたくさん体力を使ったから、夜の就寝時には良質な睡眠をとりたい!という願いは誰もが抱くものではないでしょうか?
こちらでは意外と知らない睡眠の基礎知識!睡眠の種類やステージ4の深い睡眠などノンレム睡眠の段階についてまとめましたので、基本的な知識を得たい方は是非参考にしてください!
昼間はあんなに活発に働いたんだから、夜の就寝時には良質な睡眠をとりたいな・・・。という思いは誰もが抱くものなのではないでしょうか?
今回は意外と知らない睡眠の基礎知識!睡眠の種類やステージ4の深い睡眠などノンレム睡眠の段階についてご紹介したいと思います。
人間の睡眠は大きく分類して2つ存在する!
人間の睡眠は大きく分類して2つの種類が存在します。
それは比較的認識されているレム睡眠とノンレム睡眠というものです。このレム睡眠とノンレム睡眠のそれぞれが、眠りに関する異なる特徴や役割を果たしているのです。
◆レム睡眠
レム睡眠は英語でREMと書いて、これはラピッドアイムーブメント→Rapid Eye Movement=急速眼球運動と訳します。
目玉がギョロッギョロッとテニスボールを追いかけるように動いているような状態、これをレム睡眠と言います。
レム睡眠は眠ると90分周期で現れ、朝方に向かってレム睡眠の割合が増えていきます。
レム睡眠の時に起こすと割りと明確に夢を覚えていることが多く、レム睡眠中に夢を見ている説が有力です。
ノンレム睡眠は睡眠全体の多くを占めている!
ノンレム睡眠は睡眠全体の多くを占めており、90分単位の睡眠サイクルに関してもおよそ70分がノンレム睡眠となります。
ノンレム睡眠はその眠りの深さから4つの段階に分けられていて、眠りに入った後およそ3時間で最も深い睡眠に到達し、その後は浅い段階の眠りが増加していきます。
ノンレム睡眠の特徴としては体を支える骨格筋はある程度の緊張状態にありますが、脳は休んでいる状態にあります。
そのため脳を休息させる役割がありますし、壊れたり傷付いたりした身体の組織等の修復には欠かせない睡眠になるのです。また深いノンレム睡眠時には成長ホルモンの分泌も大きく関わっていますから、成長期には特に必要な睡眠です。
ノンレム睡眠は覚醒度によって段階が定義されている!
上記でも少し延べましたが、ノンレム睡眠は覚醒度によって睡眠第一段階から第四段階まで、段階が定義されています。
ノンレム睡眠はレム睡眠じゃない睡眠状態の総称となるため、脳が眠りについた状態であると表現されます。
■睡眠第1段階
入眠時で眠気がさしているが、身体に触れただけで起きる程度に意識があるような状態です。
脳波ではアルファ波が減り、シータ波とベータ波が混ざって出現します。
「アルファ波の割合が50%以下になると睡眠第1段階」と定義付けられています。
短い夢を見ることがあり、まどろみ期、入眠期とも言われます。
全睡眠時間のおよそ5%程度。
■睡眠第2段階
浅い眠りに入った状態で、俗に言う「すやすや眠った状態」で、軽く寝息を立てている状態です。
比較的安定した睡眠状態で、ノンレム睡眠の中では最も割合が多く、このとき、意識はなくなっています。
脳波の特徴としては睡眠紡錘波とK複合波が出現した状態。
■睡眠第3段階
脳波ではシータ波が20%以上50%未満を占める状態。
完全に意識が無くなった深い眠りに入った状態で、徐波睡眠、深睡眠とも言われます。
体温は低下し、呼吸や心拍数は減少します。
全睡眠時間のおよそ10%程度
■睡眠第4段階
脳波ではシータ波が50%以上を占める段階。
最も深い眠りの状態。
徐波睡眠、深睡眠。
全睡眠時間のおよそ10%程度
出典:睡眠とは
まとめ
いかがでしょうか?
人間の睡眠は大きく分類してノンレム睡眠とレム睡眠の2つがあり、ノンレム睡眠は覚醒度によって段階が定義されているということを、ご存知いただけたかと思います。
ノンレム睡眠とレム睡眠はそれぞれが交互の出現して、波のように繰り返す特徴がありますので、参考程度に留めておいてください。