お酒の歴史は古く紀元前4000年〜5000年前から人間はお酒を造っていたそうです。お酒を飲めば気持ち良くなって、眠くなるのはお酒を飲む方ならご存知でしょう。その眠気を睡眠導入に利用するのが寝酒ですね。この記事では寝酒の習慣や寝酒が身体に及ぼす影響などを掘り下げていきます。

眠れない時の寝酒は世界共通の習慣 みんな辛いんですね

寝酒は世界中で見られる習慣です。寝酒は海外ではナイトキャップ(Night cap)と呼ばれ、この名を冠したカクテルもあるくらいに広く行き渡った習慣です。寝酒向きに作られたカクテルなどもあり、寝る前にお酒を飲むことは世界中で行われている習慣のようです。

なぜ寝酒を飲むのでしょう?お酒が好きだから飲むという方もいるかもしれませんが、大部分の人は眠れないからという理由のようです。布団に入っても眠れず寝返りを打ったり、考え事をしたり、じっとしているのが辛かったりと眠れないことは大きな苦痛を伴います。そのため寝酒を飲んで眠気を誘い、睡眠に入るということですね。

寝酒は睡眠の大敵 眠れると思っても実は・・・

この寝酒の習慣は現在、睡眠の質に大きな影響を及ぼすと言われています。寝酒は睡眠にどのような影響を与えるのでしょうか。

寝酒が身体に与える具体的な影響は、アルコールへの耐性→アルコールの増量→深い眠りの減少と段階を踏みます。

寝酒を繰り返していると次第に身体にアルコールの耐性がつきます。耐性とは同じアルコールの量では酔わなくなるということです。最初はほんの少しの寝酒で眠りにつけていたにも関わらず、耐性がつくと眠るためにより多くのアルコールが必要になるため寝酒の量が多くなりますね。

寝酒の量が多くなればその分体内のアルコール濃度は大きくなりますが、これはもう寝酒とは呼べない立派な飲酒です。こうなると眠りにつくことはできますが、深い眠りであるノンレム睡眠の時間が減少し睡眠の質は低下していまいます。また、アルコール血中濃度が下がる時に覚醒を起こしやすくなり早朝に目が覚めてしまうことになります。

つまりアルコールで眠りにつくことができますが、寝酒の量が増えた上に睡眠の質を低下させ、日中の活動にも大きな影響を与えるようになります。寝酒は睡眠の大敵です。

理想の眠りってどんな眠り?理想が高すぎませんか?

本来、睡眠とはどんな役割を持つのでしょうか。睡眠は体温を下げ、脳や身体をしっかりと休めることです。忙しい現代人は寝る前まで休む暇がありません。仕事や家庭、勉強など寝る前までしっかり行うこともしばしば。ひょっとしたらテレビやスマートフォンなどで時間を潰しているかもしれませんね。

これらの行動は人間が持つ本来の行動ではありません。自然に考えれば、人間は日が昇ると共に活動して、日が沈めば活動をやめ静かに過ごすものです。この静けさの中で落ち着き、しばらくしてから眠りにつく。いわば古来の人が日が沈む頃に狩りを終え、その後ゆっくりとすごしてから翌日に備えて眠るようなものです。

そう考えると現代人は夜は照明をつけて忙しく活動し、寝る直前まで狩りをしているのと変わりませんし、休んでいるといってもテレビやスマートフォンは強い光と刺激を伴います。この状態でいきなり眠りにつこうというのは人間が持つ本来の姿のことを考えると難しいのではないでしょうか。

つまり、起きている間はしっかり活動して、布団に入ったらすぐスイッチを切って眠りにつくことを理想の睡眠として考えるのは少し無理があるということ。現代人の生活をしている以上眠りついてはもう少し理想のハードルを下げ、入眠まで時間がかかることを理解するだけでも不眠のストレスが軽くなるかもしれませんね。

寝酒が呼び寄せる恐ろしい病気 アルコール依存症

寝酒を習慣にするとアルコールへの耐性がつくと書きました。アルコールへの耐性がつくことはアルコール依存症への第一歩です。

不眠で悩む方が寝酒を飲んでスムーズに眠れるとその寝酒が癖になってしまいます。寝酒がないと眠れないと自分に自己暗示をかけてしまうんですね。そうなると寝酒が習慣になりますが、人はアルコールに慣れてくるため同じ量では眠れなくなり、つまり酔えなくなってしまい寝酒の量が増えてしまいます。

眠りは毎日の行動です。この眠りにアルコールが常に寄り添っている状態はもはやアルコール依存症に一歩足を踏み入れているといっても過言ではありません。非常に危険な状態ですから、心当たりのある人はすぐにやめましょう。

アルコールの依存性や身体に及ぼす影響を考えるとどうしても眠れない、何かに頼らないと眠れないのであれば睡眠薬を処方してもらう方が健康には良いと言われます。検討してみましょう。

寝酒が呼び寄せる恐ろしい病気 睡眠時無呼吸症候群

出典:blogimg.jp

寝酒を習慣にしている人は睡眠時無呼吸症候群になる人が多いと言われます。これはアルコールを飲んでいるため眠っている間に気道の筋肉がゆるみ、無呼吸状態になりやすいことから言われていることです。

無呼吸状態になると覚醒してしまうため睡眠の質は確実に落ちます。この質の悪い睡眠は日中の仕事のミスを呼び込んだり、最悪の場合は交通事故などを招きかねません。

本当に怖い病気ですね。

まとめ

酒は世界中で見られる習慣のため特に問題は何と考えている方はとても多いです。しかしながら、アルコールに身体が慣れてしまい耐性がつくこと、その結果同じ量のアルコールでは眠れず量が増えることから眠りを浅くしてしまいます。
不眠の悩みは寝酒に頼るのではなく、このwebサイトにある記事を参考にして生活を改善したり、専門医に相談するようにしましょう。

はてな Twitter Facebook Google+ LINE
お気に入りに追加

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連するキーワード




アクセスランキング

人気のある記事ランキング

管理人おすすめ!一緒に朝を迎えたくなるベッドたち!