
知っておきたい。神経伝達物質と睡眠の関係性とは
神経伝達物質の種類は様々で、睡眠とは非常に密接な関係があるんです。睡眠とは何かを知るための一歩として、神経伝達物質についても知っておきましょう。
神経伝達物質は、聞いたことはあるけどなんのことかイマイチ分からないという方も多いではないでしょうか。
より良い睡眠を得るために、神経伝達物質についても学んでおきましょう。
神経伝達物質は2種類ある
神経伝達物質は大きく分けて2つに分類されます。
興奮性神経伝達物質と、抑制性神経伝達物質です。
興奮性は、ドーパミン、ノルアドレナリン、アセチルコリン、セロトニンなどがあり、抑制性はギャバなどがあげられます。
睡眠との関係性
興奮性の神経伝達物質とは、主に集中している時や緊張している時などに分泌されます。
この興奮性神経伝達物質が分泌されると、身体や脳がリラックスできないため、睡眠に悪影響を及ぼすのです。
時間が経つと落ち着く
この興奮性神経伝達物質は、その時間が過ぎれば少しずつ減少していきます。
例えばスポーツの試合をやっている時は分泌されていても、試合が終われば少しずつ興奮がおさまってきますよね。その感覚です。
そして、この興奮性神経伝達物質が減少すると脳が落ち着いてくるので眠気に襲われるのです。
抑制性神経伝達物質とは
眠気が襲ってくるのは、興奮性の物質が減少し、抑制性の神経伝達物質が分泌されることにあります。
ギャバと呼ばれる物質が、興奮性の物質を抑制する働きをしてくれるんです。
食べ物でいえば、味噌、醤油、玄米などがギャバの分泌を促すと言われています。
うまく使って睡眠に役立てよう
この2つの神経伝達物質の関係性をうまく利用すれば、寝つきも良くなり安眠効果も期待できます。
寝る何時間前に運動をして、寝る前に睡眠導入を行えば自然と眠りにつくことができるんです。
まとめ
スポーツをしている人が健康でいられるのは、神経伝達物質も大きく関係しているのかもしれませんね。
もちろん、スポーツだけではなく、緊張したり集中する場面があれば良いわけですから、自分らしい方法で色々と試してみると良いですね。