私たち人間の深い眠りと浅い眠りは、“脳波”“筋肉の動き”“目の動き”によって科学的に“レム睡眠”と“ノンレム睡眠”で睡眠の種類が分類されています。

眠りにつくとまず最初に深い睡眠のノンレム睡眠が現れ、次に浅い睡眠のレム睡眠へと移行します。これは、約90分の周期で一晩に4~5回繰り返されていると言われています。

睡眠とは?

睡眠って何?

睡眠って何?

私たち人間が必ず毎日行う生活習慣が“睡眠”。

あなたは、「睡眠ってなんなんだろう?」と考えたことはありますか?
睡眠は、現象として“周期的に意識を繰り返し喪失する生理的な状態”表されています。

睡眠は一時的に意識が失われていても外からの刺激によって簡単に覚醒します。

冒頭でもお伝えした通り、私たちの睡眠の種類には“レム睡眠”と“ノンレム睡眠”の二つが存在し、近年の睡眠の研究によってレム睡眠とノンレム睡眠時の際、体内で起こっている状況なども少しずつ解明されています。

また、それぞれの睡眠の種類の状態が果たしている役割や、睡眠の効果も解き明かされつつあるので、大変興味深いものとなっているのです。

ノンレム睡眠には第4段階まで存在する

ノンレム睡眠について

ノンレム睡眠について

睡眠の種類のひとつ、“ノンレム睡眠”は眠りの深さによって段階が4つに分けられています。これは覚醒度によって応じた段階が定義されたもの。

ノンレム睡眠はもともと「non-REM」と英語で表記されていたもので、“脳が眠っている状態”を表現しています。

入眠時で眠気が差してきた状態を「睡眠第1段階」といい、このときは身体に触れただけで起きてしまうくらいまだ意識がある状態で、短い夢を見ることがあります。

そして、浅い眠りに入った状態を「睡眠第2段階」といい軽く寝息を立てたような状態です。安定した睡眠状態だと言え、ノンレム睡眠の中で最も割合が多く意識はなくなっています。

次に、完全に意識がなくなり深い睡眠に入った状態を「睡眠第3段階」といい、このとき体温は低下し呼吸や心拍数も減少しています。

そして最後に最も深い睡眠の状態の「睡眠第4段階」が表れます。

レム睡眠は、“第5段階”でもある

レム睡眠について

レム睡眠について

ノンレム睡眠は第4段階までで構成されていることが分かりましたが、レム睡眠はこのあとにくる“第5段階”と表されることもあります。

レム睡眠ももともとは「REM」という英語で表記されており、これは「Rapid Eye Movement(急速眼球運動)」のことで、眼球が急速に動いている状態のことです。

一晩の睡眠の種類のうち、レム睡眠が全体の20~25%で占めており、“身体は眠っているのに、脳は覚醒に近い状態”になっているということ。人は、レム睡眠時によく夢を見ることが多く、別名“夢見睡眠”とも呼ばれています。

深い睡眠をしているノンレム睡眠時は“脳が眠っている状態”でありますが、レム睡眠時は“体性神経や自律神経の動き低下し、身体が眠っている状態”であることから“逆説睡眠”と呼ばれていることもあったのだとか。

レム睡眠時には、自律神経の働きが不安定になり血圧や心拍が上昇し、発汗などを巻き起こし、呼吸が不規則になってしまいます。

レム睡眠時が増えた睡眠を行ってしまうと、心疾患や高血圧症になる危険性が上がってしまうとも考えられているのです。

ノンレム睡眠時にホルモンが多く分泌される

人間は、睡眠を取ることで成長ホルモンが分泌されます。
なかでも深い睡眠のノンレム睡眠時に多く分泌されることが分かっています。

さらに、入眠直後のノンレム睡眠には一日で最も多くの成長ホルモンが分泌され、疲労回復や、怪我の修復・再生、美肌効果などが現れます。
つまり、心身の疲れを改善したり、肌のケアをしたりするのには、入眠直後のノンレム睡眠が特に大切だということ。

また、睡眠時間が経過していくと、身体は“起床”に向けて準備を始めます。このとき、“メラトニン”という睡眠ホルモンの分泌量を減らし、“コルチゾール”というストレスホルモンの分泌が増えて血液が上り、徐々に眠りが浅くなり覚醒に向かうというサイクルです。

眠らないと人はどうなる?

眠らないと…

眠らないと…

「人は睡眠を取らないとどうなるんだろう…」と考えたことはありますか?
人間の人生のうち1/3は占めると言われている睡眠。90歳まで生きたとすると、30年間は寝ていることになります。

…となると、「睡眠時間を減らせば、時間をもっと活用できる!」と考える方もいるのでは?

実際に、現代の忙しい世の中では一日のうち時間を削りやすいのは睡眠と言えますね。

しかし、人間は眠らないと心身にさまざまな悪影響を及ぼしてしまうのです。

眠らないと、人の体にはどのようなことが起きるでしょうか?
•徹夜などで一晩眠らないだけでも、反応速度や思考力、判断力に減衰が起こり、飲酒した時と同じような状態になります。
•長期的な影響では、ある人が過去に挑んだ不眠記録に11日連続して起き続けたという記録があるそうですが、時間の経過とともに妄想や幻覚、記憶障害の症状が現れたそうです。

出典:睡眠とは

まとめ

睡眠の種類には、浅い睡眠の“レム睡眠”と深い睡眠の“ノンレム睡眠”が存在し、いずれも人間の身体にとって大切なものだということがわかりました。

睡眠は、私たちが生きていく上で大切なもの。「睡眠時間を削れば自分の時間が増える!」と思い、安易に削ってはいけないものです。

人生の1/3も占めてしまう睡眠だからこそ、より楽しく、質の良いものにして上手に付き合っていくことが人間としての“幸せ”なのではないでしょうか?

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