世界のすべてのものは“リズム・サイクル(周期)”を持っています。

例えば地球は一回転で“一日”、太陽の周りを一周で“一年”というリズム・サイクル(周期)。
植物は、芽吹く時期、咲く時期、種が取れる時期などのリズム・サイクル(周期)。
人間も同じ。朝の目覚め、日中の活動、夜は睡眠というリズム・サイクル(周期)があります。

そして、人間のとる睡眠にもリズム・サイクル(周期)が存在するのです。

睡眠とはリズム・サイクル(周期)で成り立っている

睡眠のリズム・サイクル(周期)とは?

睡眠のリズム・サイクル(周期)とは?

私たち人間の身体の中には睡眠のリズム・サイクル(周期)の体内時計があります。

その働きによって、夜眠りにつき目覚める、というリズムが形成されています。

その睡眠のリズム・サイクル(周期)は約25時間で、地球のリズム・サイクル(周期)と約1時間のズレが生じていると言われています。

そんな睡眠のリズム・サイクル(周期)に一番影響を与えているのが“光”。

私たちにとって健康な睡眠とは、睡眠のリズム・サイクル(周期)が正常に機能することです。

私たちが昼に活動し、夜に睡眠をとるのは、睡眠のリズム・サイクル(周期)が昼と夜を認識し連動しているからです。
その連動に最も大切な外部要素が“光”なのです。

睡眠リズム・サイクル(周期)に光が大切な理由

睡眠とは、リズム・サイクル(周期)によって形成されていることがわかりましたが、なぜ光が大切なのでしょうか?

睡眠のリズム・サイクル(周期)は、目が光を感じ取ることで目覚めるよう脳に信号を送り、夕方に暗くなると睡眠ホルモンと呼ばれる“メラトニン”を作りだし、メラトニンの作用によって夜に眠るように信号を送っています。

“光”と“闇”によってリズムが反応する生物学的な過程は、身体が同期化され正常な時間帯に睡眠をとるために重要なポイントとなるのです。

しかし、冬の間や生活習慣の乱れが原因で、適切なタイミングで光を浴びることができなくなってしまうと、睡眠のリズム・サイクル(周期)が乱れ、人間にとって必要な時間に睡眠をとることができなくなってしまうのです。

睡眠リズム・サイクル(周期)が乱れてしまう理由

リズム・サイクル(周期)の乱れにはさまざまな原因が…

リズム・サイクル(周期)の乱れにはさまざまな原因が…

睡眠のリズム・サイクル(周期)が乱れてしまうと、寝付けなかったり起きれなくなったり、睡眠に関する悩みが増える原因となってしまいます。
一番の原因としてあげられるのが“生活習慣”によるもの。

もちろん夜更かしも原因のひとつですが、仕事が夜勤の方やシフト制の場合、その時間に合わせて起床時間を変える必要があるためリズム・サイクル(周期)が乱れてしまいます。ほかにも、頻繁な旅行や出張などでタイムゾーンを行き来し、時差ボケが原因となっている可能性もあります。

睡眠リズム・サイクル(周期)が乱れるとどうなる?

睡眠リズム・サイクルが乱れると…

睡眠リズム・サイクルが乱れると…

睡眠とは、リズム・サイクル(周期)で形成されており、そのリズム・サイクル(周期)が乱れるとさまざまな体の不調を巻き起こしてしまいます。

まず一番は、“睡眠の質が悪くなる”こと。睡眠の質が悪くなることで、溜まった疲労が取れず目覚めの悪い朝を迎えたり、肌トラブルや病気の原因ともなってしまうことも…。

それだけではなく、“寝不足”、“眠気と疲労”、“運動能力・認知能力の低下”などといった悪影響を及ぼしてしまいます。

ほかにも、睡眠のリズム・サイクル(周期)が乱れることで、家族や社会生活全体との関わりに害を及ぼしてしまうことも考えられます。

睡眠リズム・サイクルが乱れると病気を巻き起こすことも…

こんなに怖い病気が存在する

こんなに怖い病気が存在する

睡眠のリズム・サイクル(周期)の乱れが原因で、“睡眠リズム障害”という病気になってしまうことがあります。

これは、睡眠のリズムが狂ってしまい自分では修正できなくなってしまう状態のことをいいます。

たとえば、「午後11時には眠りたいのに、気付いたら午前1時を過ぎている」、「眠る時間が次第に早くなってきて午後7時には眠くなってしまう」というように、希望の睡眠時間に眠れなかったり、希望の起床時間に起きられなかったりする状態だと、睡眠のリズム・サイクル(周期)が乱れてしまっています。

“睡眠リズム障害”の代表的な病気には大きく4種類あります。
自分の睡眠リズム・サイクル(周期)の症状を見比べてみましょう。

睡眠相後退症候群

眠りたい時間に眠れない、遅くに寝るので朝起きられない。学校や会社の時間に間に合わない。無理して起きると頭痛・倦怠感・眠い・集中力や食欲がないなどの症状が現われる。思春期から青年期に多く、受験勉強・長期休暇・夜間アルバイトなどで生活リズムが夜型になった時に発症しやすい。時間に関係なく自由に眠れる日は体調がいい。治療は時間療法・光療法・薬物療法(ビタミンB12、メラトニン、睡眠薬)など。
睡眠相前進症候群

早い時間から寝てしまい、早くに目が覚めてその後は眠れない。昼間の行動に問題はないが、夜の活動が眠くてできない。自由に眠ると体に症状はない。夕方からの人や仕事上の付き合いができない。治療は時間療法・光療法・薬物療法(抗うつ剤)など。
非24時間睡眠覚醒症候群

寝付きにくく起き難い。睡眠相後退症候群との違いは、毎日、寝る時間が遅れていく。治療は光療法・薬物療法(ビタミンB12・メラトニン・超短時間型睡眠導入剤など)を試みる。
不規則睡眠覚醒パターン

不眠や過度の眠気がある。1日3回以上眠って起きる。1日の総睡眠量は正常。脳の器質的障害(事故や病気による変性)の場合になりやすく、治療が難しいが、昼夜の区別をつけた規則正しい生活をし、ビタミンB12療法の併用を。
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