1860年代に成分が発見され、1900年代すぐに睡眠薬として実用されるようになったバルビツール酸系睡眠薬。歴史も深く、一見信頼性のある薬ですが、実は危険性の高い睡眠薬として知られています。

麻酔としても使われるほどの強力な催眠作用がありますが、服用しるぎると致死に至る危険性があるほど危険。

現在ではほとんど処方されることがなくなりましたが、重度な不眠症の場合処方されることがあります。万が一、バルビツール酸系睡眠薬を服用する機会があったときのために、効果や副作用について知識を深め安全な服用を行いましょう。

バルビツール酸系睡眠薬のメリット

バルビツール酸系睡眠薬は、脳の活動を抑え睡眠をもたらす効果があります。

メリットとしては「即効性がある」、「夢を見ない」、「効果が非常に強力」「抗てんかん薬や麻酔薬で使われることがある」などがあげられます。

睡眠薬にはさまざまな種類があり、じわじわと効果の表れる薬もありますがバルビツール酸系睡眠薬には即効性があるというところが特徴的。さらに、即効性だけでなく、脳の興奮を強く抑えるため効果の強さも期待できます。

また、バルビツール酸系睡眠薬には、夢を見る“レム睡眠”を抑制する働きがあるため、飲むことで夢を見ずに深い眠りにつくことができます。
悪夢にうなされることが多いという方にはありがたい効果ですね。

バルビツール酸系睡眠薬のデメリット

バルビツール酸系睡眠薬にはどのようなデメリットがあるのだろう?

バルビツール酸系睡眠薬にはどのようなデメリットがあるのだろう?

バルビツール酸系睡眠薬には「副作用が強い」、「安全性が低い」、「依存性が高い」、「処方が2週間まで」というデメリットがあげられます。

バルビツール酸系睡眠薬には高い効果があるため、必然的に副作用も強くなってしまいます。眠っている間だけに睡眠作用が働けばいいのですが、日中や夜間にも眠気やだるさが残ってしまう場合があり、ほかにもめまいを巻き起こす可能性もあります。

さらに一番怖いのが、依存性が高い薬だということ。飲み始めだけ協力に効きますが、使い続けていると身体が成分に慣れてしまい次第に効かなくなってきてしまいます。
効果が強いため、効かなくなってしまうと「もっと薬を飲みたい」という気持ちが強くなりバルビツール酸系睡眠薬に依存してしまうケースがあります。

依存してしまうことで服用する量が増えると、呼吸抑制になってしまい死に至ることもある怖い睡眠薬なのです。

バルビツール酸系睡眠薬の副作用

最も多い副作用とは?

最も多い副作用とは?

バルビツール酸系睡眠薬の副作用には「眠気」と「ふらつき」の二つがあげられます。

眠気は夜にだけ効いてくれれば理想的なのですが、バルビツール酸系睡眠薬が効きすぎてしまうことで朝や昼まで眠気が続いてしまうことがあります。眠気のせいで、だるさや集中力の低下、ふらつきなども巻き起こします。

眠気の副作用はとくに飲み始めてから見られることが多いですが、使い続けていくと慣れてきます。

とくにバルビツール酸系睡眠薬は身体に慣れやすく、効かなくなってしまうからです。

バルビツール酸系睡眠薬を使って、眠気・ふらつきの副作用が出てきてしまった場合は、減量していくか他の薬へ切り替えることをおすすめします。

依存症も非常に高い…

怖い、睡眠薬の依存症

怖い、睡眠薬の依存症

何度も説明していますが、バルビツール酸系睡眠薬は非常に依存しやすい薬です。

さきほど、「他の薬への切り替えをおすすめします」とお伝えしましたが、やめようと思っていてもやめられなくなったり、快感のため乱用につながってしまったりするため、他の薬に切り替えるのは難しくなってしまいます。

バルビツール酸系睡眠薬は、身体から薬がなくなり離脱状態が起こる“身体依存”と、薬が身体に慣れてしまい効果が薄れていく“耐性”で形成されやすく、精神依存にもつながります。

まれに、バルビツール酸系睡眠薬を服用すると“気が大きくなる”や“ウキウキする”などの快感がでてくることもあり、このために乱用してしまうこともあります。

ここまできてしまうと、脳にも悪影響を及ぼし知能も低下してしまい、現実を正しく判断することができなくなってしまうのです。

致死に至るケースも…

“死”を巻き起こす怖い睡眠薬

“死”を巻き起こす怖い睡眠薬

出典:GLITTY

バルビツール酸系睡眠薬は効果が高いが依存性が低く、非常に安全性の低い睡眠薬だということがわかりました。

バルビツール酸系睡眠薬は効果が強力なため、大量に服用すると脳の機能を一気に低下させてしまい、意識を消失してしまいます。

それだけではなく、脳幹の延髄が抑制されてしまうと命に係わることになってしまいます。

血管運動中枢がある延髄が抑制されることで、呼吸がうまくできなくなり血圧が下がってしまうのです。バルビツール酸系睡眠薬によって死に至るケースでは、呼吸抑制によるものが多いです。

まとめ

バルビツール酸系睡眠薬は、効果が高く即効性もある反面、依存性の高いリスクのある睡眠薬です。

どうしても寝れない重度な不眠症の場合、バルビツール酸系睡眠薬を服用するのは仕方がないことですが、できるだけ使わないほうが良いです。

とくに、衝動的になりやすい方や依存してしまいやすい方は、バルビツール酸系睡眠薬は避けたほうが良いでしょう。

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