
カレーを食べると眠くなる?睡眠前に食べても本当に大丈夫なの?
カレーを食べると眠くなるという人は多いですが、刺激物なのに睡眠前に食べて大丈夫なのか。カレーを食べることで起こる睡眠の質についてご説明します。
カレーを食べると眠くなる。というのを聞いたことがありますか?
家庭料理の定番ということもあり、気持ちがホッするからなのか、そういう声をよく聞きます。
ですが、カレーは刺激の強い食べ物なので睡眠にはあまり適していないようにも思えます。
ではなぜカレーを食べると眠くなるのでしょうか?
なぜカレーは眠気を誘うの?
カレーのような刺激物は体温を上げる効果があります。唐辛子を食べると身体が温かくなりますよね。それと同じ現象です。
体温が高くなると、一定値まで戻そうと体内が温度を下げようとします。
人は体温が下がると眠気がやってきますので、カレーを食べると眠くなるんですね。
睡眠の質は下がる?
カレーなどの辛いものを食べると睡眠の質が下がるかというと、そういうわけではありません。
むしろ体温を下げやすくしますので、眠気を起こすには非常に良い食べ物でもあります。
刺激物=睡眠に悪い食べ物ではなかったんですね。
カレー以外に効果のある食べ物
唐辛子やキムチもオススメですが、辛いものでなくても身体の温度を上げる食べ物ならOKなので、生姜もオススメです。
冷え性にも効果的
体温が下がり眠気がくると寝付きが非常に良くなりますが、冷え性の方は寝付きが悪いのが特徴です。刺激物や身体を温めるものを食べれば、冷え性の方でも寝付きが良くなります。
冷たいものは眠気を覚ます
逆に、ざる蕎麦や冷やし中華などの冷たい食べ物は目が冴えてしまいますので気をつけましょう。体温が低い=眠気がくる。というよりは、上がった体温を低くする=眠気がくる。という認識が正しいです。
まとめ
家庭料理であるカレーが、安眠に繋がる食べ物というのはなんとも温かいお話ですね。
寝付きが悪い方は、今晩のメニューをカレーにしてみてはいかがですか?