
ステージ4!?最も深い睡眠の種類、ノンレム睡眠を引き出す方法
眠ると言う行為は一見皆同じ、シンプルなことのように見えますが、実は目を閉じている間も脳は想像以上に活動を続けているんです。人間の体調を管理する上で必須なのがノンレム睡眠のステージ4。最も深い睡眠とされるその睡眠の種類と上手く引き出す方法をご紹介します!
睡眠にはステージ1からステージ4まで「睡眠サイクル」と呼ばれる睡眠の種類があります。
この中で最も深い睡眠と言われているのがノンレム睡眠のステージ4。
人間の体を修復・維持するのに欠かせないこのステージを、
どのようにすれば維持orより引き出すことが可能になるのか?
そのコツをご紹介します!
ノンレム睡眠のステージ4とは何か?
睡眠の種類は大きく分けて2つ、
①レム睡眠
②ノンレム睡眠
に分けられます。
寝ている人の目が動いているのを見たことはありませんか?
これがレム睡眠呼ばれるもので、人は眼球を動かしながら夢を見ているんです。
これに対して深い眠り、夢を見ない眠りがノンレム睡眠と呼ばれています。
眠りの強度によって4段階に分けられ、
平均的な1回の睡眠とされる8 時間の中に4~5 回繰り返すと言われています。
一晩の前半部分は深い眠り=ノンレム睡眠 のステージ3orステージ4 が起こり、
後半はレム睡眠が開始されると言われています。
ステージ4で起きていること
睡眠は開始されてから約20 分で最初の深い眠りに到達します。
ステージ3がスタートすると伴に、体温の低下や呼吸、心拍数の減少始まっているんですよ。
人はこの時点までくるとそう簡単には起きないんです!
無理に起きた場合はふらついて「今どこ?何時くらい?朝?夜?」と、
分けが分からない状態になってしまうんですよ。
その後にやって来るのが最も深い睡眠のステージ4です。
眠り始めてから約1時間後に到達すると言われています。
ステージ4の脳波は50 %以上が低周波のδ波で占められています。
どうしたら深い眠りを増やせるか
ノンレム睡眠のステージ4中はすべての生理的な機能、
体温、心拍、呼吸や消化、脳内活動などが低下し、
身体が真に休息状態となります。
この休息中に一日に必要な人体成長ホルモン(HGH)が
脳から体内へと放出されています。
もし深い眠りに落ちることが出来ずレム睡眠だけで終わってしまうと、
ホルモンは放出されずに筋肉の疲労も改善されません。
ステージ4に睡眠後1時間で辿りつくには、
とてもシンプルな事=適切な栄養の摂取と適度な運動・疲労、
そして精神の安定が不可欠なんです!
まとめ
現代人は栄養と疲労は十分なのにストレス過多のせいで、
ノンレム睡眠のステージ4に辿りつけない人がいます。
それが続けば確実に体の不調が起きることに・・・。
「ストレスを急にどうにかする!」なんて、そんな簡単に出来たら悩まないですよね。
でも深い眠りにつくにはリラックスことが1番。
すぐには無理でもなんとか改善して行くと、
目覚めのスッキリ感や体調がすごぶる改善されますよ!