
睡眠を左右するノンレム睡眠とレム睡眠!悪夢を見やすいのはどちらの睡眠?
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があると言われています。その2つを繰り返しながら、人は夢を見ます。素敵な夢ならいいのですが、悪夢をみてしまうことも。その原因をまとめました。
人の睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。眠りの中でノンレムとレムを交互にとりながら眠っているのです。人は誰しも夢を見るといいます。ハッピーな夢ならいいけれど、悪夢を見てしまうと朝起きてからげんなりして、憂鬱な気分になってしまいます。どうして悪夢を見るのか、その謎をまとめてみました。
ノンレム睡眠とレム睡眠ってどう違うの?
ノンレム睡眠とは、体も心も休息をしている深い眠りの状態です。この睡眠をとることで脳が休まり、体も回復する大切な時間です。
それに対し、レム睡眠は体は眠る体制に入っているのに、脳が起きている状態を指します。レム睡眠の時間は短く10分から20分程度とされています。
このノンレム睡眠とレム睡眠を繰り返しながら、人は眠るのです。夢を見やすいのはレム睡眠の時、と言われています。
なぜ人は悪夢を見るの?
寝る前の行動を思い出して下さい。怖い映像を見ませんでしたか。また、心配な話を聞かされて、なかなか寝つかれなかったりしていませんか。他にもカフェインを飲んでいたり、アルコールを大量に摂取したり、刺激の強い食べ物を食べたりしていませんでしたか。また、寝る前に薬を飲みませんでしたか?
そんな寝る前にとった行動が悪夢を見るカギになっているかもしれません。自分にとって衝撃的なニュースや気になっていることも悪夢の引き金になっているのです。
レム睡眠の最中に誰かが嫌な話をしていて、それがそのまま夢に反映される・・・などということもありそうです。
金縛りってどうして起きるの?
金縛りは中途半端な睡眠状態の時に起きやすい体験です。レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えがうまくできていません。脳はまだ眠っているのに体が起きているのです。
これは疲れたときに起きやすい現象です。霊的なものと結びつけて考える人も多いです。覚醒睡眠状態で見やすいとも言われています。悪夢も金縛りもとても不快な気分になります。
理想的には、ノンレム睡眠で起きられれば爽快な気持ちで目覚められます。
まとめ
ノンレム睡眠の時に人は夢を見ます。寝る直前の行動やノンレム睡眠時の状況によって、悪夢を見ることがあります。金縛りは中途半端なレム睡眠状態で、体が起きているのに脳が寝ている状況で引き起こされる現象です。毎日スッキリと爽快な朝を迎えたいですね。