
それこそ睡眠に悪い食事!深い眠りを妨げるアルコール摂取に晩酌も寝酒もNG?
眠れない夜、お酒を飲んでから眠る人も多いと思います。でも、ちょっと待ってください。睡眠改善のためにしている行動が悪い食事になっているかもしれませんよ。
なんだか寝付きが悪い。早く寝ないといけないんだけれど。そんな時、眠るために寝酒を飲むことってないでしょうか。また、過度のアルコール摂取、晩酌、寝酒も、睡眠を妨げる要因になっているかもしれません。ぐっすりと深い睡眠をとるためにやってはいけないアルコール問題と対処策についてまとめました。
その習慣が睡眠を妨げています
夜は飲まないと眠れない、毎日の習慣だからやめられない、そんな人も多いと思います。実は、アルコール摂取での眠りは、睡眠とは別物とまで言われているのをご存じですか?
それでも、体に悪いとはわかっていても、やめられないのが人の常です。
だからこそ、どこかでその習慣を断ち切らないといつまでたってもキチンとした眠りにつくことができなくなってしまいます。
アルコールの摂取が睡眠を妨げる理由
アルコールを摂取した睡眠は、脳が麻痺しているのと同じ状態です。本来の睡眠では、脳が休息をすること、体を休めること、という2つの目的をもっています。
ところが、寝酒や晩酌などをしてからとる睡眠では、アルコールの力で寝ているため、神経が興奮している状態を作ってしまいます。必然的に眠りが浅くなりやすくなってしまいます。
これでは、休むために寝る目的から大きくズレています。
眠れない夜にピッタリな飲み物
一番、ポピュラーな飲み物はミルクです。最近では、アーモンドミルクが睡眠に良いと言われています。牛乳を飲むときには、温めてから飲むようにしましょう。体が冷えてしまっては、寝付きが悪くなってしまいます。また、ホットココアもオススメです。
他にも青汁にも睡眠改善効果があります。眠りを改善するメラトニンが多く含まれています。試してみてはいかがでしょうか。
テアニンという物質の名前を聞いたことはありませんか。緑茶を飲んだ時にほっとした気持ちになると思います。これこそ、テアニンの効果です。そんなテアニンですが、緑茶ではカフェインが気になります。そこで、ハーブティーはいかがでしょうか。
カモミール、ミント、ラベンダーなどが、精神的にリラックス効果があるそうです。
眠れない夜にオススメの食事
乳製品のチーズ、ヨーグルト、大豆製品の納豆、豆腐などは、眠れない夜におさえておきたい睡眠改善効果に期待がもてる食材です。他にも、卵、アーモンド、チョコなどにも同様の効果があるといわれています。
どれもが、睡眠を促すトリプトファンが豊富に含まれています。手軽に摂取できる食材なので、冷蔵庫に常備しておくといいかもしれません。
まとめ
眠れないからとアルコールを摂取すると、質の良い睡眠から遠くなってしまいます。深い眠りが取れないと、脳が休めず体も休息することができません。たしなむ程度の量なら問題がなさそうですが、過剰摂取は控えたいもの。毎晩、睡眠改善にお酒を飲んでばかりいると、依存症に発展する心配もあります。そうならないためにも、注意が必要ですね。