
熱めの入浴は逆効果!?睡眠の質は交感神経と副交感神経のバランスにあった!
熱めのお湯に浸かるのが好き!という方、睡眠で損をしているかもしれません。なぜ熱めの入浴はダメなのか?その理由を探求していきましょう。
熱めのお湯に浸かると、身体が一気に温まってリラックスできる、疲れが飛ぶ気がする。
そんな風に思っている方もいるのではないでしょうか?
でもそれ、逆に安眠を妨害している習慣かもしれません。
熱めの入浴は安眠を妨害する
寝る前に熱めのお湯に浸かってしまうと、交感神経が刺激されて返って目が冴えてしまいます。体温が下がった時に人は眠気を感じますが、熱い入浴後は体温も急激に上がってしまい、体温が下がるまで時間がかかってしまうので、寝る前に熱い入浴は不向きなんです。
交感神経って何?
交感神経とは、自律神経の内の一つです。交感神経は主に緊張している時や、日中活動している時に働く神経で、もう一つ副交感神経があり、これは休んでいる時やリラックスしている時に働く神経です。この2つのバランスが取れてこそ、自律神経が保たれているんですね。なので、交感神経が熱いお湯によって刺激されてしまうと、活発に動こうとする意識が働いてしまうんです。
どのくらいの温度が良いの?
入浴の際はぬるめのお湯が良いとされており、だいたい38~45度がベストです。
ぬるめのお湯に10分~15分ほど浸かるとリラックスできて、体温もちょうど良くなります。
どうしても熱い入浴が良い方は
寝る前に交感神経を刺激しなければ良いので、寝る時間より少し早めに入るようにしましょう。だいたい2,3時間前くらいなら、いつも寝ている時間に体温も下がってきますので、眠気もやってくるはずです。
熱い入浴はこんな時に良い!
逆に、朝風呂には熱い入浴がオススメです。
なかなか朝起きられない。パッと目が冴える刺激がほしい方は、熱いお湯に浸かれば脳が覚醒し、清々しい朝を迎えることができます。
夜はぬるめ、朝は熱め、これが入浴の鉄則です!
まとめ
たしかに熱いお湯に浸かると、身体がポカポカになって気持ちいいですよね。
冬は特に熱いお湯が恋しくなります。
うまく使い分けて、良い睡眠時間を過ごせるようにしましょう。