
豆電球だと熟睡しにくい?深い眠りにつきたい方に知ってほしい改善法
寝る時は真っ暗より豆電球くらいがちょうど良いと思っている方!本当にそれで大丈夫?深い眠りにつきたいなら、豆電球と睡眠の関係をしっかり知っておきましょう!
豆電球で寝ていませんか?
真っ暗だと怖くて寝付けない。豆電球があったほうが安心して寝れる気がする。
でもそれ、ちゃんと安眠できていますか?
実は豆電球をつけっぱなしで寝てしまうと、睡眠の妨害になってしまう恐れがあるんです。
ではなぜ豆電球だと安眠できないのでしょうか?
豆電球はなぜ安眠できないの?
単純にいえば、豆電球では「明るすぎる」ということ。
人は寝る時の部屋の明るさが、0,2~3,0ルクスほどが良いとされており、これは間接照明など、ほんのわずかな明るさを指します。
それに対して豆電球は9ルクスと非常に眩しいんです。これで安眠は確かに難しそうですよね。
メラトニンの分泌が大切
メラトニンは別名「睡眠ホルモン」と呼ばれていて、体内時計を調整するホルモンです。
自然な眠りを誘う効果のあるメラトニンは、明るすぎる豆電球の元で寝てしまうと分泌されないため、睡眠を妨害してしまうんです。
太りやすくなるってホント?
更に、豆電球をつけっぱなしで寝ると太りやすくなるという研究結果も出ています。
上記のように睡眠が妨害されてしまうと、食欲を抑える「レプチン」というホルモンが出にくくなります。
レプチンは、食事をしている際に「もう満腹ですよ」と知らせてくれるホルモンのことで、別名「満腹ホルモン」と呼ばれています。
このレプチンが分泌されなくなると、食べても満腹感がなくなってしまい、食べ過ぎの原因に。その結果太りやすくなってしまうのです。
真っ暗でもダメなんです
豆電球だと明るすぎるなら真っ暗が良いのかというとそうではありません。
就寝時の明るさは0,2~3ルクスがベストなので、真っ暗でも安眠効果はあまり期待できないですね。ですが、メラトニンの分泌には暗闇が一番良いとも言われているため、真っ暗に近いほんの少しの明かりが一番望ましいのかもしれません。
寝る時は部屋を暗くした方が、豆電球を点けるよりメラトニンが出てよく眠れる。 #健康 #睡眠
— こうたろう (@knclub) 2015, 10月 21
足元や頭上がベスト
もし明かりを置く場合は「キャンドルライト」が一番望ましいですね。種類はたくさんありますので、どれでもかまいません。
ですが、ベッドで横になった時に視界に入る場所ではなく、足元や頭上など、直接光が見えない位置がベストです。元々が眩しい光ではありませんので、間接照明としての役割をしっかり果たしてくれるでしょう。