
快眠のために白熱灯やキャンドルライト!色から受ける心理作用
はっきり見るには蛍光灯の明かりはとても有効ですが、その明るさから脳を覚醒させる効果があるので、実は眠りにはあまり良い影響をあたえません。白熱灯(丸電球)や、キャンドルライトの持つ温かみのある色でリラックスすることが、眠りのために明かりと上手に付き合うポイントです。
起きている間に色や光が、身体や心に与える作用は、眠りにも強い影響を与えています。一般的に心を落ち着かせるといわれているブルーやグリーンなどに代表されるような寒色系や、柔らかいオレンジや黄色の色を持つ白熱灯やキャンドルライトなどの光を間接照明として効果的に使いわけることで、得られるリラックスの度合いも異なってきます。色や明かりに個性的な強いこだわりがなければ、大自然を意識しながら自分に合うものをチェックしてみませんか。寝室のイメージを変えるだけでグッスリ眠れるようになるかもしれません。
寝室のメインカラーで眠りが変わる?!効果的な寒色系
気分を高揚させる色は一般的には暖色系と言われていて、リビングやキッチンなどに多く用いられるカラーです。暖色系は家族的な温かみや安らぎを与えてくれると言われていますが、逆に落ち着いた気持ちにさせてくれる色は寒色系と言われています。海や森などの自然を連想させるブルーやグリーンを寝具や寝室のメインカラーとして、間接照明と合わせて効果的に使うことで、リラックスできる眠りをサポートしてくれるかもしれません。
森林浴を感じさせる寝室でリラックス効果を高める
森林浴がリラックス効果を高めることは知られていますが、森で感じるのは自然の空気以外にもたくさんあります。視覚的に緑は目にも優しい色といわれているため、インターネットの普及で日常的に目を酷使している方でも、緑の木々を眺めることで、目の筋肉や視神経休める効果があります。気軽に緑を感じることが難しいならば、森を感じられるような寝室にイメージチェンジしてみませんか。寒色系でもある緑で統一した寝室なら、目も休まり心も落ち着いた気持ちになれるかもしれません。
温かみのある光と寒色系のコラボでリラックス効果を高めよう!
どんなに森や海などの自然に近い寒色系で寝室を統一したくても、日本の住宅事情では難しいこともありますよね。そんな時は、枕カバーや寝具カバーなどのベッドリネンの色を変えるだけでも視覚的効果を得ることができるので試してみてはいかがでしょうか。また照明も昼間のような明るさを感じることができる蛍光灯から、温かみのある白熱灯などの色に変えてみるのも効果的です。
キャンドルライトが気持ちに作用する1/fゆらぎの秘密
部屋の明かりとして、LEDの登場でですっかり下火になってしまったのが白熱灯ですが、部屋の照明は蛍光灯より白熱灯の方が温かみがあることから高いリラックス効果が得られます。かといって家の電球を変える事が難しい場合は、キャンドルを活用しましょう。りらぎ1/f効果で心を落ち着かせる作用があります。
白熱灯(電球)を見直して快眠へ導こう!
部屋にある照明器具を白熱電球に変えることはできないし、キャンドルも火事が心配で使いにくいと感じる方には、白熱灯のランプが手軽でおすすめです。部屋の照明を切って、ベッドサイトに置いたランプを灯せば優しい光りで自然とリラックス効果が高まり、快眠へと導いてくれます。
まとめ
いかがでしたか?安眠を得るために部屋の壁を塗り替えたり電球を交換しなくても、毎日使うベッドリネンのカラーを変えたり、小さなランプやキャンドルを使うだけの小さな工夫で、リラックス効果が高めることができるので、ぐっすり眠るために早速取り入れてみるのもいいかもしれません。